密封してある箱やポリ袋から取り出し、直射日光のあたらない風通しの良い涼しい場所で保管します。
密封状態で長期間入れておくと、球根が腐敗したり花芽に異常を起こしたりします。また、箱から取り出して長期間保存する場合も腐敗や乾燥腐れを起こす場合があるので時期にあわせて植えつけしましょう。
花壇に植えつける方法とコンテナ、鉢に植えつける方法の二つの方法があります。
ここでは鉢に植えつける方法を紹介しましょう
9月~12月の初め
庭植えでは 深さが球根の2ケ分、間隔は球根の2~3ケ分必要とされています。
コンテナ植えでは、もともと土の深さがないので、球根の頭が土に隠れる程度。間隔は球根1ケ間隔あき位がよいでしょう。
地中の茎の途中から根を出すユリや、球根の上部に子球を作るフリージアは深く植え、コンテナも深いものを使います。
植え付け時(元肥)
ゆっくり効く緩効性肥料は、径20cmでは一つまみほど土にまぜてから、植え付けします。
葉芽が地上部に出てきたら(追肥)
葉が展開しはじめたら、液肥の場合は2週間に一度くらい化成肥料(粒状:大粒、錠剤)を、径20cmで5~6粒くらい施肥します。
球根を植え付けた直後には十分水やりをします。土の表面が白く乾いたらたっぷり与えてください。
霜厳しい季節には枯葉や不職布で土を覆うと良いでしょう。
開花後は葉を残して欠実を防ぐために葉だけを残します。
地上部が黄色くなったら球根を堀上げ網袋に入れて風通しのよい涼しいところで植え付けまで保管します。また、堀上げがめんどうな方はそのままにしても楽しめます。